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2009年9月21日月曜日

LEDのアノードとカソードの見分け方

LEDは、炭化ケイ素(半導体素子)に電流を流すと発光する半導体の一種です。

炭化ケイ素は、シリコンカーバイド(Silicon carbide, SiC)とも呼ばれ、
炭素(C)とケイ素(Si)を1対1で結合した共有結合性の化合物で、
天然にはほとんど存在しないそうです。



砲弾型と呼ばれるタイプです。
1962年にLED(発光ダイオード)がモンサント社によって
初めて実用化されて以来、40年近くほとんど変っていません。

LEDは、アノード(anode)とカソード(cathode)の2つの端子があり、
アノードに正、カソードに負の電圧をかけて電流を流すと、点灯します。

逆方向に電圧をかけても、電流は流れません(点灯しません)。

アノード(anode)とカソード(cathode)の見分け方




(1)リード(足)の、長い方がアノード(anode)で、短い方がカソード(cathode)




(2)炭化ケイ素(半導体素子)が、小さい方がアノード(anode)で
  大きい方がカソード(cathode)




(3)LEDを真上から見た時、平らな面がある方がカソード(cathode)です。

 上の図では、下側に平らな面があるのでがカソード(cathode)で、
 その反対側つまり上側がアノード(anode)ですね。


基盤に半田付けして、足を切ってしまった時など
(2)(3)の見分け方を知っていると便利です。


記号としては下図のように(3)を意識して書いてます。
これは僕の書き方で、本などの回路図で見たことがありません。


4 件のコメント:

  1. 「LEDは、炭化ケイ素(半導体素子)に電流を流すと発光する半導体の一種です。」は間違えていると思います。

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  2. 匿名さん

    ご指摘ありがとうございます。
    私し、専門ではないので詳しいことはご説明できません。

    LEDの素材についていろいろ調べたのですが、
    あまり見あたりませんでした。

    NEC パワーマネジメントデバイス事業部
    シニアシステムインテグレータの中田晃三先生が、
    述べておられます。
    下記のサイトをご覧になって下さい。

    どこが、間違っているのか詳しくご指摘頂けますでしょうか。炭化ケイ素?半導体素子?
    もし、間違っているのなら削除したいと思います。詳しい方が、いらしゃいましたらコメントお願い致します。

    自己紹介にも書きましたが、全てにおいて未熟者です。
    これからも、間違いがあると思います。
    どんどんご指摘下さい。勉強になります。

    http://necel.com/magazine/ja/vol_0095/vol_0095_1.html

    返信削除
  3. http://www.kodenshi.co.jp/seminar/vol_03.html
    に書いてありますよ・・
    材料は『GaAsやそれにAlAsを一部入れたGaAlAs』
    みたいです
    ちなみに 大昔に買った CQ出版の本にもほぼ同様の表記が有りました(初版昭和45年でした・・ふ!古い!!)

    返信削除
  4. 匿名さん

    情報ありがとうございます。

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